lol 海外リーグ雑感

lck lcs lec lpl などlol海外リーグについて語っていきます

KZ失速の理由

今日はLCKの世界大会第3シード有力候補であったKZの大失速の理由について書いていきます。



と言ってもこれ、プレイヤーのパフォーマンスについては話しません。

というのもKZが急に失速した理由がプレイヤーのモチベーションにあるためです。



元々パフォーマンスがいきなり落ちたため、
韓国コミュニティではその理由が
中国のSuningというチームとKZの母体が一緒のせいで、
1企業1チームのルールに反してしまい
世界大会に出れないからだと言われてました。

しかし程なくしてその理由が
現場とフロントの仲違いだと判明しました。

フロントがプレイヤーは来年以降も残すものの、一部のコーチをクビにしようとしたらしく、
それに対して現場が反発したため
チームの勝利へのモチベーション低下が起こったのだと言われています。


一時期はプレーオフもほぼ手中に収め、
dwgとの第3シード争いの有力候補と考えられていましたが、
今の戦うモチベーションのないKZでは
リージョナルクオリファイヤーを勝ち抜くのは難しいでしょう。



deftの調子が今年非常に良かっただけに残念ですね。


では。

skt vs grf

久しぶりの更新となります。

今日 lck summer final がありました。

skt 3 vs grf 1

でsktが8度目!のlckチャンピオンに輝きました 



やはりclidが機能しているときのsktは強いですね。

レーナーをガンクでアシストするだけではなく、ガンクされそうなレーナーを守ることもやっています。


逆にトップから崩された3戦目はシェンサポートの存在もあって、
トップダイブを防ぎに行きながらも何もできず
スノーボールされてしまい敗北しました。

Papasmithy氏も言っていましたがシェンサポートに対してあまり練習できていなかったみたいですね。

加えてエリスピックが見えている状態で
2ndbanフェーズにてレネクトンをbanしなかったことも問題だったと思います。(sktからするとレネクトン、エリスコンビには対処する自信があったのだと思いますが)



このようにsktが序盤崩されて負けるパターンは
大抵トップが早々と崩されてその影響がジャングルまで及び、clidが自由に動けないことが非常に多いと思います。


今後とも少数戦ヘビーなヨーロッパや中国のチームに勝つためにはkhanがソロキューデスをしないことが大変重要になりますね。


msiのメタと違って今のミッドはサイラス、アカリ、エイトロックス、レネクトンなど序盤から少数戦で力を発揮するピックが強いので(アカリ、エイトロックスなどのナーフがどの程度かによりますが)
世界大会もfakerに少数戦が得意なチャンピオンを置いてトップサイドの少数戦にいかに早く寄り、いかにキルをとっていくかがテーマになる気がします。(特にG2相手)


またこれらのピックがナーフされたら
普通のチームはアジールやニーコ、コーキなどピックに戻る気もしますがどうなんでしょう。



とにかくsktにはミッドとトップが少数戦に強いチャンピオンをピックできないとG2相手にまた負けてしまうと思います。(あとkhanがソロキューデスry)



ただとりあえず良く、サマースプリット開幕時のあの状態からチームを立て直したと思います。


世界大会もその修正力を発揮して優勝してほしいと思います。

では

dwgの強さと弱点

先日の kz vs dwg を見て改めて思ったdwgのことを書いていきます。

dwgは今年の夏に入ってから好調を維持し、 rift rivals でも fpx 相手に快勝を収めました。

波に乗っていたdwgですが、kz相手には2,3戦目を落としシリーズ敗北となりました。



このシリーズ含めて思うことですが

1nuguriのブラッドはヤバイ
2showmakerはいつ安定して上手い
3ボトムが同格以上のチーム相手にお荷物すぎる

というところですね。


1についてですが、nuguriがブラッドを使って負けている記憶がありません笑

多分負けてはいるはずなんですが、レーンで何デスしようが集団戦に必ずアイテムを間に合わせ、キャリーしているイメージしかないですね。

このnuguriとshowmakerのコンビがdwgの強さ直結していると思っています。

特にnuguriは春のシーズンも技術は高く評価されていましたが、ソロキュー仕込のリスキーなプレーで有利を投げてしまうクセがありました。

summerはそこをだいぶ修正できたことによって、もともと安定してパフォームするshowmakerと合わせてdwg躍進繋がったと見ています。

showmakerも技術があってしかもnuguriより安定している素晴らしいプレイヤーだと思います。

彼は間違いなくlckではトップ3に入るミッドレーナーだと思います。



が、このvs kz シリーズでは強みであるはずのnuguriがkzの弱みであったrascalに3回?ほどソロキルされるという事態が起きてしまったことで敗北に繋がりました。

ボトムに関しては3で挙げた通りdwgはnuclearが弱点であるのに対し、むしろkzはdeftがエースですから話になりません。

というところでnuguri、showmakerがキャリーする必要があったんですが、nuguriがrascalに負けるという事態によってこのシリーズの結果が決まりました。showmaker一人じゃ流石にどうしようもないです。



dwgはプレーオフには間違いなく出れるでしょうが、その後はnuclearが覚醒するかnuguri、showmakerがカウンターパートを圧倒するかしないと厳しいでしょう。

おそらく今後より一層ブラッドはバンされるので、それ以外のキャラクターで安定的にnuguriが活躍することがプレーオフを勝ち抜く最低条件となると思っています。

showmakerが安定して上手く、nuguriも才能があるだけに惜しいチームですね。

ボトムが優秀なら優勝も狙えるチームだと思います。


次は僕が大嫌いなgengについて書こうと思っています。

気が変わるかもしれないですけどね笑


では。

lolがやりたい part2

前回lolの面白さを考えてましたが、その続きです。



lolの難易度が高いという話ですが、僕は難易度にも2つあると思っています。

1つは相対的な難易度。
2つ目が絶対的な難易度。



ちょっと適切な表現ではなかったかもしれませんが、ようは上手くなるためにかかる時間は
lolが上手い」
という定義によるという話ですね。

lolが上手くなることの難易度がどのくらいかは、なにをもってして「lolが上手い」というかに関わってきます。

そこで「lolの上手さ」は相対的なものと絶対的なものがあると思います、という話です。


相対的な方は簡単ですね。

ランクマッチで上位何%のランクにいるか、というやつです。

人それぞれ基準はありそうですが、上位10%になっていたら大体の人が上手いと言うじゃないでしょうか?

つまり大体プラチナになっていればいいわけです。

相対的な視点でlolの難易度を考えると、プラチナに到達するのに平均で何分かかるか考えればいいわけです。



続いて絶対的な難易度の話です。

さっきと一緒で「絶対的なlolの上手さ」を考えればわかります。

ところで「絶対的なlolの上手さ」ってなんだと思いますか?

僕は始めた当初「相対的なlolの上手さ」しか考えたことがありませんでした。

しかし、現実には「絶対的なlol上手さ」に皆さんも触れていると思います。

それが「ダイヤ以上が高レート、プラチナ以下が低レート」という考え方ですね。

少し考えるとおかしいと思いませんか?

昨年までのレートだとダイヤは上位2%です。

相対的な上手さで考えていれば、先程の上位10%に当たるプラチナを高レートに入れてもいいと思うんですよね。

でもそれが日本のみならず、海外の配信者でチャレンジャーの方々でも口々に「ダイヤ以上が高レート、プラチナ以下が低レート」という枠組みを唱えています。

これは完全に「相対的なlolの上手さ」だけでlolの上手さを皆さんが考えていないことを意味していると思っています。

随分長々と書いていますが要するに「絶対的なlolの上手さ」はlolにおけるありとあらゆる要素
ウェーブコントロール、バロン、ヘラルド、ドラゴンなどのエピックモンスター、キャラ操作からロールに必要とされる動きetc、
これらを満遍なくある程度の水準以上でこなせることを僕は「絶対的なlolの上手さ」と(勝手に)呼んでいます。

つまり「絶対的なlolの上手さ」で難易度を測ると、満遍なくlol内の要素を上手くこなせるまでどれだけ時間と努力が必要か、になってくるのかなと思います。


こんだけ長々と書いた上で申し訳ないですが、これは本題とはあんまり関係ありません笑

言いたかったことはただ単に

lolって難しいから上手くなるのに時間かかるよねー

ってことです。




では本題

ウメハラさんが「ゲームに飽きたということは成長しない自分に飽きたんだ」

とおっしゃっていました。

これに則って考えると、成長の余地がない、つまりゲームをマスターした気になってしまうとその時点でやめてしまうと言うところですね。

lolのエンドレスさはこの マスターした気 にならないところだと思います。

結局ミクロだけでもキャラクターのスキルやパッシブ、cdに射程にモーションにエフェクトにアイテムにガンクのさばき方etcぐらいまで覚えないといけないですからね笑

それに加えてマクロや知識を用いて実践できるようになるまで、ってどんだけ時間がかかるんだって話ですからね。

さらにさらに、2週間間隔でキャラクターやアイテムの性能が変わるせいで理論上一生マスターできないですね。

この仕組みのせいで飽きてやめることが少ないのかな?と思います。

まとめると
lolを積極的にやる理由

1アクションと戦略性の融合が果たされていて、適度に技術と頭脳の要求がなされている。
2勝てておかしくないはずなのに、負けてしまうことで夢中になってしまうストレス性。

lolをやめな理由

前述の2と難易度が高いためマスターした気になれない



こんな結論になりました。

lolがやりたい

もう1月以上lolをやってません。

家にlolをやる環境がないせいです。

普通は1月も経ったら逆にやる気はなくなりそうなんですが、時間が経てば立つほど恋しくなりますね。

未だになぜlolはこんなに面白いのか気になります。

度々考えることがあるのですが、しっくりこないんですよね。



とりあえず考えたのは、

1アクションと戦略性の融合
2ストレス性
3難易度

ってところですね。

1に関しては格闘ゲームのようにアクション一辺倒ではなく、マップ内のミニオンや他のプレイヤーの配置などを考えつつ行動するところですかね。

2に関しては、lolをやっていれば誰でもわかることでしょう笑

チームゲームゆえに自分自身の裁量が少なく、思い通りに物事が運ばないところですね。

人間は届きそうで届かないものに一番夢中になるそうなので、自分はこのレートにふさわしくない!
と思ってる方ほど思い通りに勝てないと夢中になってしまうと思います。


3に関してはシンプルに飽きないというところですね。

難易度といっても2つあって一つは相対的、もう一つは絶対的なものです。

急に飽きたので次回続きは書きます。

skt vs hle

本日skt vs hle1回目の対戦が行われました。

sktにとってはこれが1stラウンドロビン最後の一戦ですね。




結果は

skt 2-0 hle

となりました。



今日の試合は文句無しでskt完勝でしたね。ちなみに2試合ともeffortが出てました。



1戦目はkhan,clidコンビでファーストブラッドからヘラルド周りで4キルとってプレート集めてそのまま勝ち。

途中clidがバロンスティールしてましたが、勝敗にはほぼ関係なかったですね。どちらにせよその後ACEをとったので。

2戦目はまたもヘラルド周りで1キル取る→ドラゴン周りで2キルとる→jayceとakaliがタワーバキバキ折る→バロンとって勝ち。





どちらの試合もレーニングでkhanがthalを圧倒していましたね。

khanだけはsktが調子いいときもスローの原因になったり、イマイチいい動きができていない感じがあったのですが今日は良かったですね。

khanにレーン強いチャンプを持たせて、その有利をオブジェクトにつなげる戦略をようやくとった感じでしたね。

clidはこの2試合一切ボットガンクしていないはずです。

ボットは2人に任せてトップ、ミッド集中的にclidを派遣することで、序盤のゲームを作る展開を続けていってほしいですね。。



あとは上手くeffortの起用もハマっているようです。
sktは全員がショットコールをするらしいですが、その中でももっとも声が大きいのはeffortらしいですね。

彼が入ってショットコールをするようになってから、チームが共通の目標を持ってまとまった動きをしているように見えます。



summerシーズンまさかのスロースタートとなったsktですが、khan,clidの復調、effortのショットコールによるチームのまとまり、が維持できれば上位も見えてくるんじゃないでしょうか。



次はkt戦らしいですがしっかり勝って、他の上位陣との戦いに望んでいって欲しいと思います。

では。

riftrivals 決勝

昨日rift rivals決勝中国代表 vs 韓国が行われました。



結果は

韓国代表 3-1 中国代表

で、韓国初のrift rivals優勝となりました。



いやー、それぞれの試合に見応えがありましたが、ついに韓国はrift rivalsのトロフィーを手にしましたね。

勝利したkz skt dwgはそれぞれ中心選手が活躍しました。



初戦ig相手のkzはdeft rascal
2戦目top相手にsktはfaker clid
4戦目jdg相手にはなんと言ってもnugri

が素晴らしいプレーを見せてくれました。




特にsktファンの私にとっては、top相手に序盤から積極的にリードを広げる動きができていてホッとしました。

よく言われる話ですが、sktの場合は特にclidのプレーの成否がチームの序盤戦の鍵を握ると言っても過言ではありません。

そのclidがmsi以降一部では自信を喪失したとも言われ、パフォーマンスを落としていました。

それに伴ってチームも5連敗と惨憺たる状況でした。それがrift rivals前に2連勝と上向いたようにも見えたんですが、まだ確信の持てない状況。

そんな中でのrift rivalsでのパフォーマンスであったため、とても嬉しく思いました。

このまま状態が上向いて是非、worldsでも暴れてもらいたいと思います。



完全に話がそれましたが、2017年もrift Rivalsは中国が勝ち、wcsで韓国相手に散りました。

よってrift rivalsの勝利や敗北は直接的にリーグ間の覇権には関係ないといえます。

ようはwcsが本番ってことですね。

どのチームも確実に得られるものがあったと思うので、是非このあとのリーグ戦やwcsでそれを見せてもらいたいなと思います。

では。